【実走検証】SST8分×3を3日続けた結果|赤城山TTで見えたトレーニングの効果

レビュー

はじめに

前回の赤城山ヒルクライムTTでは、1時間19分37秒を記録しました。

今回は固定ローラーで月〜水の3日間、SST8分×3本を積み重ねた後に、再び赤城山TTへ挑戦しました。

目的はシンプルです。

「短期間のSSTで実走タイムは伸びるのか?」

富士ヒル本番も近いため、実走データをもとにトレーニング効果と課題を整理していきます。

しかし結果は予想外でした。

タイムは前回より遅くなりました。

ただし、データを詳しく見てみると、単純な失敗ではなさそうです。

▶ 富士ヒル完全ガイドはこちら
https://run-ride-code.com/fuji-hill-guide/


今週のトレーニング内容

曜日内容
赤城山TT
固定ローラー SST8分×3
固定ローラー SST8分×3
固定ローラー SST8分×3
急用のため休養
回復日
赤城山TT再挑戦

今回実施したSSTは、富士ヒル対策でも継続しているメニューです。

▶ 富士ヒル対策で実践しているSSTトレーニングはこちら
https://run-ride-code.com/fuji-hill-sst-training-arakawa/

短時間でも継続しやすく、実走で一定出力維持能力を高める目的で行っています。


当日のコンディション

今回は前回よりかなり厳しい条件でした。

スタート時

  • 気温:約13℃
  • 小雨
  • 肌寒い状況

中盤〜ゴール

途中で信号2回に完全停止。

標高が上がるにつれ濃霧が発生。

ゴール地点の観光案内所付近では約5℃。

視界が悪く、下山は凍えるような寒さでした。

タイムを狙う条件としてはかなり厳しい環境でした。


赤城山TT比較

項目前回今回
TT距離18.07km18.01km−0.06km
TT時間1:19:371:21:00+1:23
TT NP207W212W+5W
W/kg(64kg)3.233.31+0.08
平均CAD77rpm75rpm−2rpm
20分パワー210W221W+11W

パワーや心拍だけでなく、トレーニングゾーンで見ると今回の負荷がわかりやすくなります。

▶ トレーニングゾーンとは?TTとLSDの違いを実例で解説
https://run-ride-code.com/training-zones-tt-vs-lsd/

SSTの効果はあったのか?

タイムだけを見ると、

「SSTの効果は無かった」

とも思えます。

しかし出力データを見ると違いました。

今回のTTでは、

  • NP:207W → 212W(+5W)
  • W/kg:3.23 → 3.31(+0.08)
  • 20分パワー:210W → 221W(+11W)

と、むしろ出力は向上していました。

脚が終わっていたわけではなく、考えられる要因としては、

  • 信号停止2回
  • 小雨
  • 濃霧による視界悪化
  • 路面コンディション
  • 低気温

などがあります。

実走は脚力だけではなく、環境要因も大きく影響することを改めて感じました。

今回のデータはGarminとBrytonで確認しています。

▶ Garmin Forerunner265 実走レビュー
https://run-ride-code.com/garmin-forerunner265-ultra-battery-test/

▶ Bryton Rider S810 レビュー
https://run-ride-code.com/bryton-rider-s810-review/


富士ヒルに向けて感じた課題

今回感じた課題はこちらです。

  • ケイデンス向上
  • 一定出力維持
  • 気温変化への対応
  • 補給管理

一方で、SSTを3日積み重ねても出力低下は起こっていませんでした。

むしろ一定出力維持能力は少し改善している可能性があります。

赤城山以外にも白石峠や定峰峠など、富士ヒルへ向けた実走練習も継続しています。

▶ 白石峠・定峰峠 実走レビュー
https://run-ride-code.com/sadamine-shiraishi-hillclimb-time-guide/

▶ 赤城山TT記事
https://run-ride-code.com/akagi-hillclimb-tt-analysis/

▶︎定峰峠TT記事
https://run-ride-code.com/sadamine-tt-fuji-hill-analysis/

濃霧で改めて感じた後方レーダーの安心感

今回の赤城山では、標高が上がるにつれて霧がかなり濃くなり、視界が悪い状態が続きました。

登坂中は前方の視界ばかり意識していましたが、特に強く感じたのは下山時です。

ゴール地点付近は約5℃とかなり寒く、さらに濃霧で周囲が見えにくい状況でした。

下山中は後方から近づいてくる車が突然現れる感覚があり、普段以上に神経を使う場面がありました。

そんな中で改めて感じたのが、後方レーダーの有用性です。

目視だけでは確認しづらい状況でも、車両接近を事前に把握できる安心感は非常に大きいと感じました。

普段は「あれば便利」程度に感じていましたが、今回のような濃霧や視界不良時は、安全装備としての価値を改めて実感しました。

▶ 使用している後方レーダーはこちら
https://run-ride-code.com/igpsport-sr-mini-radar-review/

速く走るための装備だけでなく、安全に走るための装備もヒルクライムでは重要だと感じた一日でした。

まとめ

今回の赤城山TTではタイム自体は落ちました。

しかしデータを見ると、

「単純に遅くなった」のではなく、

「出力は向上していたが、環境条件がタイムへ大きく影響した」

と考える方が自然そうです。

短期間のSSTでも一定出力維持能力は改善している可能性があり、今回の検証は決して失敗ではありませんでした。

富士ヒル本番では脚力だけでなく、

  • 気温
  • 天候
  • 補給
  • コンディション管理

も含めた総合力が試されると改めて感じたライドになりました。


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