2026年9月27日の「まえばし赤城山ヒルクライム」に向けて、9月13日と19日に大会コースを試走してきました。
9月19日の計測タイムは1時間22分09秒。
4月29日の1時間27分12秒からは、記録上5分03秒短縮できました。
しかし、5月17日に富士ヒルクライム対策として行った赤城山TTでは、1時間19分37秒を記録しています。
9月19日は4月の記録を上回ったものの、5月の記録には2分32秒届きませんでした。
さらに、5月17日の平均パワーが201Wだったのに対し、9月19日は234W。
平均パワーが33W高かった9月の方が、計測タイムは遅い結果となりました。
9月19日の方が計測距離は180m短く、計測開始地点にも違いがあります。
また、気象条件やパワー計測値の整合性など、確認すべき点も残っています。
そのため、今回はタイムを参考値として捉えながら、5月17日と9月19日のデータを比較していきます。
この記事では、4月29日・9月13日の記録も振り返りながら、パワー・ケイデンス・失速ポイント・補給について整理します。
1.5月17日と9月19日の赤城山TT|実走データを比較
まずは、2回の走行データを比較します。
どちらも赤城山ヒルクライムの大会コースを走行していますが、ラップ2の計測開始地点には違いがあります。
9月19日は、焼肉レストラン松姫を通過して約30秒進んだ信号から計測しました。
| 項目 | 5月17日 | 9月19日 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 計測タイム(ラップ2) | 1:19:37 | 1:22:09 | +2分32秒 |
| 計測距離 | 18.07km | 17.89km | −0.18km |
| 平均パワー | 201W | 234W | +33W |
| NP | 207W | 240W | +33W |
| 平均心拍数 | 149bpm | 153bpm | +4bpm |
| 平均ケイデンス | 77rpm | 71rpm | −6rpm |
| 獲得標高(登坂画面) | 1,217m | 1,210m | −7m |
※9月19日は計測開始地点が少し異なるため、タイムは参考比較です。獲得標高はラップ2とは集計範囲の異なる登坂画面の数値です。
9月19日は平均パワーとNPがともに33W高く、平均心拍数も4bpm高くなっています。
一方、平均ケイデンスは77rpmから71rpmへ低下しました。
そして、計測タイムは5月17日の方が2分32秒速い結果でした。
9月19日の方が計測距離は180m短いため、今回のタイム差は計測条件の違いも踏まえて考える必要があります。
ただし、計測開始地点の違い、気象条件、パワー計測値の整合性など、確認すべき点は残っています。
今回のデータから分かるのは、9月19日は5月より高いパワーを記録した一方、計測タイムは自己記録に届かなかったということです。


2.5月17日|富士ヒル対策で記録した1時間19分37秒
5月17日は、6月の富士ヒルクライムに向けたトレーニングの一環として、赤城山ヒルクライムの大会コースでTTを行いました。
この日のラップ2は、1時間19分37秒。
平均パワー201W、NP207W、平均心拍数149bpm、平均ケイデンス77rpmでした。
登坂画面の記録は次のとおりです。
| 登坂画面の項目 | 5月17日 |
|---|---|
| 距離 | 18.51km |
| 時間 | 1:23:51 |
| 獲得標高 | 1,217m |
| 平均パワー | 200W |
| NP | 206W |
| 平均ケイデンス | 77rpm |
5月17日は、9月19日より低い平均パワーで、速い計測タイムを記録しています。
また、平均ケイデンスは77rpmと、9月19日の71rpmより高い数値でした。
ただし、ケイデンスの違いだけでタイム差を説明できるわけではありません。
走行条件やパワー計測値も含め、複数の要因を考える必要があります。

3.9月19日|平均234Wでも自己記録には届かなかった
9月19日は、大会8日前の再試走です。
朝食には炒飯を食べてから出発しました。
この日は、序盤からタイムを気にして踏みすぎないようにし、焦らず一定のペースで登ることを意識しました。
また、登坂中に上体が前傾しすぎないよう、姿勢にも注意しました。
計測条件に違いはありますが、この日のラップ2は1時間22分09秒。
平均パワー234W、NP240Wを記録しました。
4月29日の平均211Wと比較すると、23W高い数値です。
しかし、5月17日の計測タイムには届きませんでした。
特に苦しくなったのは、姫百合駐車場付近と、ゴールまで残り2km手前の急勾配です。
勾配が厳しくなると、一定のリズムを維持することが難しくなりました。
序盤で焦らないように意識していても、後半の急勾配まで余力を残すことは簡単ではありません。
一方、9月13日に感じた左ふくらはぎの違和感は、今回はありませんでした。
タイムだけでなく、最後まで安定して走るための課題を確認できた試走となりました。

4.平均パワー33W増でもタイムが伸びなかった理由を考える
今回、最も気になったのがパワーとタイムの関係です。
5月17日と9月19日は、同じ赤城山ヒルクライムの大会コースを走っています。
それにもかかわらず、9月19日は平均パワーが33W高く、計測タイムは2分32秒遅くなりました。
考えられる要因を整理します。
① 計測開始地点の違い
5月17日と9月19日は、同じ大会コースを走っていますが、ラップ2の計測開始地点には違いがあります。
そのため、2分32秒というタイム差を、そのまま同一区間での差として比較することはできません。
一方で、9月19日は平均パワーが33W高かったにもかかわらず、計測タイムは5月の記録に届きませんでした。
そこで、気象条件やパワーの記録、実際の走り方についても振り返ってみます。
② 気象条件やパワー計測値の違い
走行全体の平均気温は5月17日が26℃、9月19日が18℃でした。
ただし、いずれも登坂区間だけの気温ではありません。
気温や風などの条件は、同じコースでも毎回異なります。
また、平均パワーには33Wの差がありますが、計測機器の設定や校正状態などが一致しているかも含め、数値の整合性を確認する必要があります。
今回の記録だけで、実際の出力が33W向上したと断定することはできません。
③ 後半の急勾配での失速
9月19日は、姫百合駐車場付近と残り2km手前で失速しました。
平均パワーが高くても、コース全体を通して安定した走りができたかどうかは別の問題です。
ただし、5月17日の同じ区間でどの程度のパワーや速度を維持していたかは、今回のデータからは比較できません。
そのため、後半の失速が2分32秒の差を生んだとまでは判断できません。
現時点では、パワーの数値だけにとらわれず、計測区間・実際のタイム・走行中の感覚を合わせて振り返る必要があると考えています。
5.ケイデンス77rpm→71rpm|「踏むより回す」を再確認
もう一つ注目したいのが、平均ケイデンスです。
5月17日は77rpm、9月19日は71rpmでした。
私は富士ヒルクライムでも、「踏むより回す」ことを課題にしています。
9月19日は平均パワーこそ高かったものの、急勾配では回転数を維持する余裕がなくなりました。
重いギアを踏み続けると、脚への負担が大きくなるように感じます。
本番では、勾配が厳しくなる前に早めに変速し、できるだけ自分のリズムを維持したいところです。
ただし、ケイデンスには個人差があり、必ずしも高ければよいというわけではありません。
自分が無理なくパワーを維持できる回転数を探すことが重要だと思います。
また、9月19日は姿勢も意識しました。
私は登坂中、気づかないうちに上体が前傾する癖があります。
今回は前傾しすぎないようにしたところ、私自身の体感では、パワーを維持しやすく感じました。
無理に背筋を伸ばすのではなく、力みを減らし、呼吸しやすい姿勢を保つことも意識していきます。
6.4月29日・9月13日の記録も振り返る
今回の大会コースでは、5月17日と9月19日以外にも、4月29日と9月13日に走行しています。
4回のラップ2タイムを整理すると、次のとおりです。
| 日付 | 計測タイム | 計測距離 | 平均パワー |
|---|---|---|---|
| 4月29日 | 1:27:12 | 18.21km | 211W |
| 5月17日 | 1:19:37 | 18.07km | 201W |
| 9月13日 | 1:31:22 | 18.16km | 比較対象外 |
| 9月19日 | 1:22:09 | 17.89km | 234W |
※9月13日は途中でパワー・ケイデンスの記録が途切れたため、平均パワーは比較対象から除外しています。計測条件の違いについては第1章で説明したとおりです。
4月29日|春の試走は1時間27分12秒
4月29日の平均パワーは211W、NP219W、平均心拍数146bpm、平均ケイデンス69rpmでした。
9月19日と比較すると、平均パワーは23W低く、計測タイムは記録上5分03秒遅い結果でした。
春の試走から9月にかけて、平均パワーは高くなり、計測タイムも短くなっています。
ただし、5月17日の自己記録には届いていないため、今回の結果を踏まえ、本番では後半まで安定して走ることを意識したいと思います。

9月13日|途中で力が入らず、ふくらはぎにも違和感
9月13日は、本番2週間前の試走でした。
しかし、途中から力が入らなくなり、ダンシングをした際には左ふくらはぎが攣りそうな感覚もありました。
朝食は取っていましたが、登坂中の補給や水分摂取はできていません。
エネルギー不足や水分不足が影響した可能性はありますが、原因を特定できたわけではありません。
さらに、パワー・ケイデンスの記録が途中で途切れるトラブルも発生しました。
この日のラップ2は1時間31分22秒。
9月19日は、前回の反省を踏まえ、焦らないペース配分と姿勢を意識して再試走しました。

7.補給と水分|本番までに改善したい課題
今回の試走で残った課題の一つが、補給と水分です。
私は赤城山ヒルクライムの登坂中、補給したり、ボトルから水を飲んだりする余裕がなかなかありません。
9月13日は途中で力が入らなくなり、左ふくらはぎにも違和感がありました。
一方、9月19日は同様の違和感がありませんでしたが、この日も登坂中の補給・水分摂取はできていません。
症状が出なかったからといって、補給や水分が十分だったとは判断できません。
本番では、朝食の内容とタイミングを整え、スタート前までの水分摂取を意識したいと思います。
また、普段の練習で、安全にボトルを取って飲む動作にも慣れておきたいところです。
登坂中に飲めないことを前提にするのではなく、飲める準備をしておく。
これも本番に向けた課題です。

8.試走時の駐車場情報|道の駅まえばし赤城は満車状態
9月19日は、下山した9時30分頃には「道の駅まえばし赤城」の駐車場が満車状態でした。
コース上でも多くの試走者を見かけました。
ちなみに、私は昨年までは「道の駅 赤城の恵」を利用していました。
まえばし赤城と比べると、赤城の恵の方が空いている可能性もありますが、今回は混雑状況を確認していないため、実際のところは分かりません。
これから試走する方は、駐車場の混雑を考慮し、余裕を持って出発することをおすすめします。
また、下山時は登ってくる自転車や一般車両にも注意が必要です。
タイムを狙う登坂だけでなく、安全に下山するところまでが試走だと思います。
※駐車場の状況は2026年9月19日当日のものです。施設の利用条件や混雑状況は事前に確認してください。
9.まとめ|本番では後半の失速を減らしたい
今回、5月17日と9月19日の赤城山TTを比較しました。
5月17日の計測タイムは1時間19分37秒。
9月19日は平均パワー234Wを記録したものの、計測タイムは1時間22分09秒となり、5月の記録には2分32秒届きませんでした。
計測開始地点や走行条件には違いがあるため、今回のタイム差をそのまま同一区間の実力差と判断することはできません。
また、平均パワーが33W高かった理由についても、今回のデータだけでは特定できませんでした。
一方、9月19日の実走では、後半の急勾配で失速したことや、ケイデンスを維持できなかったことなど、具体的な課題が見つかりました。
本番に向けて意識したいのは、次の3点です。
- 序盤で焦らない。 速度が上がらなくても、無理に踏みすぎない。
- 姿勢とケイデンスを保つ。 前傾しすぎず、早めの変速で脚への負担を抑える。
- 補給・水分の準備を整える。 スタート前の準備を見直し、登坂中も安全に飲めるようにする。
9月27日のまえばし赤城山ヒルクライムでは、5月17日の記録を一つの目標にしながら、最後まで粘れる走りを目指します。
参加される皆さんも、安全第一で本番を迎えましょう!
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