【まえばし赤城山ヒルクライム2026】試走4回から本番へ!大会当日の流れと走行データを公開

ロードバイク

2026年9月27日、「まえばし赤城山ヒルクライム大会」に参加してきました。

今年は本番までに赤城山を4回走り、直前の9月19日の試走では1時間22分台。

今回の目標は、そこからさらにタイムを縮めて1時間15分切りです。

本番では目標タイムを積極的に狙うため、序盤から意識してペースを上げました。

結果は1時間23分前後。

残念ながら目標の1時間15分には届かず、直前の試走と比べてもタイムを縮めることはできませんでした。

ただ、今回は目標タイムを狙って積極的に走った結果です。

なぜ試走よりタイムを縮められなかったのか。

この記事では、当日の駐車場やウォーミングアップ、スタートまでの流れ、実際のレース展開、Brytonの走行データ、直前の試走との比較、ゴール後から下山までを振り返ります。

これからまえばし赤城山ヒルクライムに参加する方の参考にもなれば幸いです。

いよいよスタート。今回は1時間15分切りを目標に赤城山へ挑みました。


まえばし赤城山ヒルクライム2026の結果

まずは今回の走行データです。

項目結果
大会タイム1時間23分前後
目標タイム1時間15分切り
Brytonラップタイム1時間24分弱
ラップ距離18.33km
平均速度13.13km/h
平均パワー220W
NP226W
平均心拍数149bpm
最大心拍数164bpm
平均ケイデンス74rpm
最大ケイデンス104rpm
VAM864m/h

大会の正式な記録とBrytonのラップタイムには多少の差がありました。

ゴール時にBrytonのラップボタンを押し損ねてしまったため、Brytonでは実際より少し長いタイムになっています。

そのため、この記事では大会タイムを**「1時間23分前後」**として振り返ります。

パワー・心拍数・ケイデンスなどの分析については、Brytonのラップデータを使用します。

Brytonのラップ2。平均220W、NP226W、平均心拍149bpm、平均ケイデンス74rpm。ゴール後の操作が遅れたため、タイムは実際の大会記録と多少異なります。


前日は18時30分就寝、当日は午前2時起床

大会前日は早めに休むことにして、18時30分に就寝。

当日は午前2時に起床しました。

朝食は2時30分頃に炒飯。

その後準備をして会場へ向かい、午前4時40分頃にばら園第2駐車場へ到着しました。

この時間帯では駐車場にまだ余裕があり、端に面している場所を中心に1~2台おきに車が停まっているような状態でした。

午前4時40分頃のばら園第2駐車場。まだ暗く、到着した時点では駐車スペースにも余裕がありました。


駐車場で3本ローラーを使って12分間アップ

今回は3本ローラーを車に積んでいき、駐車場でウォーミングアップを行いました。

時間は約12分。

最初は軽めに回し、徐々に強度を上げて、最後は心拍数145bpm程度まで上げて終了しました。

ヒルクライムではスタート直後からある程度の強度で走ることになるため、短時間でも身体を温めておいたのは良かったと思います。

アップ後には、朝食とは別におにぎり2個とバナナ2本を食べました。


5時30分に駐車場を出発、5時45分頃に会場到着

午前5時30分頃、ばら園第2駐車場を自転車で出発しました。

まだ周囲が暗かったため、LEDライトを点灯して移動。

15分ほどで、午前5時45分頃に会場へ到着しました。

午前5時45分頃の会場。スタートまでまだ時間があり、この時間帯は比較的落ち着いていました。

到着して最初に下山用の荷物を預けました。

その後、施設内のトイレへ。

小便器は待つことなく利用できましたが、個室には10人ほど並んでいました。

大会当日のトイレは時間が経つにつれて混雑する可能性もあるため、会場へ早めに到着して済ませておくと安心だと思います。


スタートまでは余裕を持って待機

今回はスタートまで時間に余裕があったため、荷物預けやトイレを済ませた後は、スタート20分ほど前までベンチで待機しました。

この間にジェルを1本補給。

水分は、自宅から会場までの車内で約300ml。さらにスタート待機中に配られていた水を紙コップで2杯飲みました。

気温は17℃くらい。

走り始めればちょうど良さそうですが、待っている間は少し肌寒く感じました。

荷物にはなりますが、薄手の防寒着を1枚持っていくとスタートまで快適に過ごせると思います。

スタート時間ごとに分けられた待機エリア。早めに到着したので、比較的余裕を持って準備できました。

時間が近づき、スタートの列へ。

2023年にも参加している大会ですが、スタート前はやはり緊張します。

今回の目標は1時間15分切り。

これまでの試走よりも積極的に走るつもりでスタートしました。

いよいよスタートへ。周囲には速そうな選手も多く、独特の緊張感がありました。


レーススタート|1時間15分を狙って序盤から攻める

今回の作戦は、これまでの試走とは少し変えました。

序盤から意識的にペースを上げる。

目標の1時間15分を切るためには、直前の試走からさらに大きくタイムを縮める必要があります。

いつも通り走っていては届かない。

そう考え、今回は少し突っ込み気味に入りました。

交通規制されたコースは試走とは大きく違います。

信号や車を気にする必要がないため、ストレスが少なく、とても走りやすく感じました。

スタート直後は多少の混雑がありましたが、周囲には速い選手が多く、すぐに気にならなくなりました。

むしろ周囲の選手が速い。

自分より格上に感じる選手が多く、ついていこうとしても徐々に離されます。

今振り返ると、周囲のペースに感化されていた部分も大きかったと思います。


中盤|パワーとケイデンスが徐々に落ちていく

序盤を積極的に走った反動なのか、中盤に入ると徐々に苦しくなってきました。

パワーが落ち、ケイデンスも上げられない。

呼吸も苦しくなってきます。

さらに気になったのが、上体が安定せず、うまく力が入らない感覚でした。

試走では「踏むより回す」ことを意識していました。

ところが今回は、中盤以降にケイデンスそのものを上げられず、思っていた走りができません。

周囲の選手にも、この辺りから抜かれることが増えてきました。


姫百合駐車場付近でも思うように上げられない

試走で苦しくなった経験があったため、姫百合駐車場付近は今回も注意していました。

しかし、本番でも思うようにペースが上がりません。

「ここから上げたい」と思っても身体がついてこない。

残り6kmほどから徐々に上げていくつもりでしたが、期待したほどパワーを上げられませんでした。

一方で、脚そのものが完全に終わったという感覚ではありませんでした。

ふくらはぎにも問題はありません。

気になったのは腰の痛みです。

呼吸の苦しさや上体の不安定さもあり、脚力だけではない部分にも今後の改善点がありそうです。


残り2kmからダンシングを交えて最後のペースアップ

残り2km付近。

ここからはゴールも近いので、ダンシングを交えてペースを上げました。

中盤から終盤にかけては抜かれることが多かったものの、最後は再び何人かの選手を抜きながらゴールへ。

脚やふくらはぎに大きな問題はなく、最後に上げる余力は残っていました。

そしてゴール。

目標としていた1時間15分には届きませんでした。

記録は1時間23分前後。

ゴールできた安堵感と同時に、目標タイムに届かなかった悔しさが残りました。


直前の9月19日の試走と本番を比較

本番の約1週間前、9月19日にも赤城山を試走しています。

そのときは1時間22分台。

今回の本番も1時間23分前後だったため、タイムとしては直前の試走とほぼ同程度となりました。

一方、走行データには違いがありました。

データ9月19日 試走9月27日 本番
タイム1時間22分台1時間23分前後
平均パワー234W220W
NP240W226W
平均心拍数153bpm149bpm
平均ケイデンス71rpm74rpm

※本番のパワー・心拍・ケイデンスはBrytonのラップデータ。試走と大会では計測区間などの条件が完全に同じではないため、参考値として比較しています。

本番は試走よりも平均パワー、NPともに低い結果となりました。

平均心拍数も試走より低くなっています。

ただし、試走と大会では計測条件が完全に同一ではないため、数値だけで単純に判断することはできません。

それでも、自分の体感と合わせて考えると、今回の走りには大きな違いがありました。

序盤を意識的に速く走ったことです。


1時間15分を狙った結果としての序盤オーバーペース

今回、序盤を速く走ったこと自体を後悔しているわけではありません。

目標は1時間15分切り。

そのためには、試走と同じペースで走っているだけでは届きません。

そこで今回は、あえて積極的にタイムを狙いました。

結果的には、中盤からパワーとケイデンスを維持できず失速。

それでも最後の2kmでは再び上げることができました。

もっと一定のペースで走った方がタイムが良かった可能性はあります。

しかし今回は、1時間15分を狙いにいった結果です。

これはこれで、次につながる経験になったと思っています。

今今後必要なのは、単純に序盤を抑えることだけではなく、

「1時間15分を狙えるペースを、最後まで維持できる力をつける」

ことだと思います。


今回見えた3つの課題

今回のレースから、特に3つの課題を感じました。

1.目標ペースを最後まで維持する力

序盤は走れても、中盤からパワーとケイデンスが落ちてしまいました。

1時間15分を狙うのであれば、序盤だけ速く走るのではなく、目標とするペースを長時間維持する能力をさらに高める必要があります。

今回の経験をもとに、今後は序盤・中盤・終盤を通して、どの程度のペースで走れば最後まで維持できるのかも意識していきたいと思います。

2.中盤以降のケイデンス

試走で意識していた「踏むより回す」が、中盤以降は実践できませんでした。

今回の平均ケイデンスは74rpm。

平均値だけでは分からない部分もあるので、今後は区間ごとの推移も確認したいと思います。

3.フォームと腰痛

中盤から上体が安定せず、うまく力が入らない感覚がありました。

さらに腰にも痛みが出ました。

脚やふくらはぎには最後まで大きな問題がなかったことを考えると、フォームや体幹にも改善する余地がありそうです。

心拍数やケイデンスの推移も確認しながら、今後のトレーニングにつなげていきたいと思います。

レース中の補給・水分は今回もなし

今回の補給は次のようになりました。

  • 2時30分頃:炒飯
  • 駐車場:おにぎり2個、バナナ2本
  • スタート待機中:ジェル1本
  • 水分:移動中約300ml+会場で紙コップ2杯
  • レース中:補給・水分ともになし

以前参加した富士ヒルでもレース中の補給・水分なしで問題がなかったため、今回も同じ方法にしました。

今回もレース中に明確なエネルギー切れを感じることはなく、脚が攣ることもありませんでした。

もちろん補給や水分が走りにまったく影響しなかったとは言い切れませんが、自分の体感としては、序盤のペース配分が失速に大きく影響したのではないかと感じています。

ゴール地点は霧。でも寒さはほとんど感じなかった

ゴールした直後は、霧についてそれほど気になりませんでした。

しかし下山時に写真を撮ってみると、かなり濃い霧が出ていました。

下山前に撮影したゴール地点。写真で見るとかなり濃い霧に包まれていました。

今回は下山用として、

  • リュック
  • タオル
  • 長袖ジャージ
  • 長袖インナー
  • ウインドジャケット
  • レッグウォーマー
  • ジェル

を預けていました。

幸い、この日は山頂でもほとんど寒さを感じませんでした。

ただし、赤城山の山頂付近はスタート地点とは気温や天候が大きく異なることがあります。

今回使わなかったものがあったとしても、下山用の防寒着は準備しておいた方が安心だと思います。


まさかの「下山パトロール隊」を経験

そして今回、思いがけない経験をしました。

下山待機中、運営スタッフの方から、

「下山パトロール隊をお願いできますか?」

と声をかけられました。

渡されたのは黄色いビブスと笛。

下山中に障害になる人などを見かけた場合に、笛を吹いて知らせるのが主な役割とのことでした。

幸い、実際に笛を吹かなければならない場面はありませんでした。

ただ、一つ問題が。

私は自転車に乗りながらハンドルから手を離すのが苦手です。

そのため、

笛を口にくわえたまま下山しました(笑)。

無事に会場へ戻り、黄色いビブスを返却。

その際、記念品として「Mt.AKAGI HILL CLIMB」の手提げバッグをいただきました。

笛についても、そのまま持ち帰ってよいとのこと。

予定していなかった出来事でしたが、これも大会の良い思い出になりました。

→ 青い「Mt.AKAGI HILL CLIMB」バッグと笛の写真

下山パトロール隊でいただいた手提げバッグと笛。思いがけない記念品になりました。


2023年は駐車場への帰り道で迷った。今年はBryton S810が活躍

実は2023年にこの大会へ参加したとき、下山後に会場から駐車場へ戻る道が分からなくなりました。

その結果、駐車場へ戻るまで1時間以上迷うことに……。

今回は同じ失敗をしないよう、あらかじめBryton Rider S810にルートを設定しておきました。

これが大正解でした。

下山後はS810のナビに従って走り、今回は迷うことなくばら園第2駐車場へ戻ることができました。

大会当日は普段と交通状況や導線も違います。

会場から離れた駐車場を利用する場合は、帰りのルートもサイクルコンピューターやスマートフォンに準備しておくことをおすすめします。

▶Bryton S810 のレビューはこちら
https://run-ride-code.com/bryton-rider-s810-review/


初めて参加する人に伝えたい2つのこと

今回を含めて赤城山を何度も走って感じるのは、まずできれば大会前に一度は試走しておいた方がいいということです。

赤城山は長時間登り続けるヒルクライムです。

実際に走ってみることで、

「どこから苦しくなるのか」

「姫百合駐車場付近でどれくらい余力を残したいか」

「残り何kmから上げられそうか」

といったことが分かってきます。

そして、もう一つ。

周囲につられすぎず、自分のペースで登ること。

今回の私は1時間15分を狙っていたこともあり、序盤から積極的に走りました。

さらに周囲の速い選手にも影響され、中盤以降に苦しくなりました。

特に初参加の場合は、スタート直後の雰囲気に飲まれず、自分のペースを守ることが完走や目標達成につながると思います。


大会運営や会場の雰囲気も良かった

大会全体としては、今回も気持ちよく参加できました。

コース沿道では声援を送ってくださる方もいて、苦しい中でも力をもらえました。

参加者も本格的にタイムを狙う上級者だけでなく、さまざまなレベルの方が参加していて、それぞれが大会を楽しんでいるように感じました。

特に困ったこともありませんでした。

大会後には優待券を利用して昼食をとることもでき、こちらも満足。

来年も参加したいと思います。


まとめ|1時間23分前後。次こそ1時間15分切りへ

2026年のまえばし赤城山ヒルクライム。

結果は1時間23分前後でした。

目標だった1時間15分切りには届きませんでした。

直前の試走からもタイムを縮めることはできませんでしたが、今回はただ自己ベストを狙うのではなく、1時間15分を切るために序盤から積極的に走りました。

結果として中盤から失速しましたが、そのおかげで今後の課題も見えてきました。

  • 目標ペースを最後まで維持する力
  • 中盤以降もケイデンスを落とさないこと
  • 上体を安定させるフォーム
  • 腰痛への対策
  • 周囲に流されず、自分のペースを作ること

これらを一つずつ改善していきたいと思います。

今年は4月、5月、9月と何度も赤城山を走り、本番を迎えました。

試走を重ねたからこそ、本番で何ができて何ができなかったのかも、より明確になったと思います。

そして本番で1時間15分を狙ったからこそ、今の自分に足りないものも見えてきました。

来年も出ます。

次こそ、

赤城山1時間15分切り。

また一年、トレーニングを積み重ねていきます。


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